40代女性(外国人)セラピスト 坐骨神経痛、腰椎過剰前弯による慢性腰痛

40代女性(外国人) セラピスト

初回時の状況

海外から飛行機で13時間の長旅により、もともと持っていた腰痛と坐骨神経痛が悪化。以前から不眠や胃の不快感、倦怠感などの自律神経症状もあり、母国ではカイロプラクティックを定期的に受けている。
医師から側弯症、腰椎過剰前弯との診断あり。

検査・カイロ整体・経過

左臀部からハムストリングスまでやや痺れがあるということだが、SLRやケンプテスト、梨状筋押圧などで痺れの誘発、増悪は無かった。

飛行機内でずっと座っていたためか、腸腰筋や腰方形筋、臀部周りに過緊張が見られた。腰椎は確かに過剰前弯であり、胸腰移行部や仙腸関節にはフィクセーションがあった。

初回は腰回りの軟部組織とフルスパインのアジャストメントを行った。
3日後、2回目の来院時には「だいぶ腰が楽になった。胃のあたりの不快感はまだ残っている」とのこと。また、不眠は解消されよく眠れるようになった。

胃に関わる箇所として、胸椎7番目や胸腰移行部、腸腰筋などに対しての施術を含む全身の調整を行った。

koyama

コメント

整形学検査上ではヘルニア等椎間板の問題の可能性は低く、もともと自律神経のバランスが乱れがちなところに飛行機での長距離移動により身体にストレスがかかり、このような症状が出たのだろうと考えます。

初めて来る日本でカイロプラクティックを受けるのはきっと緊張したかと思いますが、喜んでいただけて嬉しいです。

小山智穂子

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