急性腰痛後に慢性化した腰痛

急性腰痛後に慢性化した腰痛 60代 女性 一般事務

初回時の状況

4ヶ月前にぎっくり腰を患ってから腰仙部の違和感がなくならず、足に焼けるような感覚が出ることがある。正座の方が楽である。ひどくはないが骨密度が低いと言われた。長年、事務員の仕事を続けている。娘さんのご紹介で来院された。

検査・カイロ整体・経過

腰椎から仙腸関節に至るまで広い範囲で後弯が見られ、股関節においても関節可動制限が認められた。下肢の感覚異常については整形外科テストの結果から筋骨格による関連痛と判断した。初回の施術では骨密度の低下があることから細心の注意を払い腰椎骨盤の前弯の回復の為にモビライゼーション及び疼痛部位への筋緩和操作を行った。帰宅後に歩き方が改善したと娘さんに指摘を受けた。 2回目以降は前回の反応を考慮しながら弱めのアジャストを行うなど徐々に関節に大きな刺激を入れていった。 3回目の施術で細心の注意を払いながら腰椎骨盤に通常のアジャストメントを行い主な所見が改善されたことで骨盤底筋の筋膜の癒着が明確に表れた為、骨盤底筋の緩和操作を指導したところ顕著な改善が見られた。 その後は全身のケアに移行しており現在は月に2回のペースで来院されているが、今後も施術間隔を伸ばしていける見込みである。

成田 俊輔

コメント

年齢性別と骨密度の低下を考慮して様子を見ながらの施術でしたが3回で無事に大きな改善が認められました。4回目の最初に良くなりましたよと満面の笑顔で私も嬉しくなりました。 担当 成田

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