50代男性 作業員
初回時の状況
3ヶ月前から仕事が激務で身体に違和感を覚え、次第に耳鳴り、難聴、めまいが始まり耳鼻科を受診するとメニエール病の疑いと診断される。
投薬治療により難聴は改善、耳鳴りも薬が効いている間は気にならないとのこと。
また同時期から
・頭痛
・乗り物酔い
・日中のあくび
・右手の痺れ、動かしにくさ
・微熱
・吐き気
・倦怠感
・下を向いた時のめまい
・常に車酔いしている感覚
などに悩まされている。
検査・カイロ整体・経過
今回はメニエール病の疑いと耳鼻科で診断をされてからの来院ですが念のため簡易的に握力、VBI兆候(バレリュー、マイグネ)、重心動揺性(ロンバーグテスト)の検査を実施、軽度の重心動揺のみ陽性であった。
カイロプラクティックの施術を受けるリスクはないと判断し、めまいに関連深い頚椎と非常に筋緊張が高く関節可動性が低下している上部胸椎、肋骨を中心に全体バランスを整えるように施術した。
2回目来院時には体調も良く、下を向くと少しめまいが起こりそうになるだけであった。
2回目も前回と継続して頚椎、上部胸椎、肋骨を中心に施術。
3回目来院時にはめまいも改善していた。
現在は調子を維持するためにメンテナンス施術を継続している。
調整した。
今回の腰痛については次回(3回)の施術で終了予定であるが今後もメンテナンスケアは必要だと考えられる。
コメント
この症例ではメニエール病の疑いと診断されたケースでした。
施術による改善も顕著であったことから、メニエール病と平行して頚椎を中心とした関節と自律神経が様々な不調、めまいの原因であった可能性が高いと考えられます。
現在でも体調は維持できており、毎日仕事を頑張れる!と笑顔で言っていただき何よりです。
比留間裕臣